このコムキャット(アメリカ製)を使うことで頭の骨に対する下顎頭(顎の関節の先端)の位 置を知ることができます。これにより矯正治療前後での下顎頭の位置を調べることが可能になります。 また顔の横(側面)からと前(正面)からの撮影により下顎頭の形をみることができるのです。 このようにこの機械により私たちの目で直接見ることの出来なかった顎関節の状態が他の機械にくらべ鮮明な画像として確認出来るようになりました。 歯並びや噛み合わせをよくするだけでなくプラスアルファーとして顎の位置を考えた治療を行っていくためにこの機械を使ってくのです。 歯は上の歯と下の歯の2つに分かれています。 上の歯がくっついている場所が上顎、下の歯がくっついているのが下顎と呼ばれています。人がしゃべったり、物を食べたりして口を動かす時に上顎、下顎共に動くと感じていらっしゃる方もあるとは思いますが、実際には上顎は頭蓋骨の一部であるため動くことはなく、下顎だけが動くのです。下顎は頭蓋骨と別 のもので、そのつなぎ目が顎関節と呼ばれるところで左右の耳の前方に1ヶ所ずつあります。 この顎関節に問題があると痛みがでたり、口の開け閉めの時に音がしたり、口が開けにくくなったりする他に肩こりや偏頭痛、耳鳴り等の症状がでる場合があります。このような症状の原因の多くは前歯の歯並びや奥歯の噛み合わせが悪くて、矯正治療を実施することにより症状が改善される場合と噛み合わせ等は正常でも下顎と頭蓋骨がずれている事が原因で症状がでる場合があります。 下顎と頭蓋骨のつなぎ目である顎関節の状態を調べるために当医院では日本に3台しかないコムキャットというレントゲンの器械で顎関節の断層撮影をし、下顎が頭蓋骨に対して最適の位 置を探し、下顎ができるだけその位置になるように考えて治療し、その位置に合うように歯並びを治して行くことが理想的な矯正治療であると考えております。
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